疲 掛川マラソン
昨年出場した「とみくじマラソン」は最悪の体調。沿道で応援してくれる人から「大丈夫ですか」と声をかけられるほどで、今になって思えばよく完走できたものだ。何度かマラソンを走ると、4時間を切りたくなるもの(私だけかもれいないけど・・・)。
というわけで、掛川マラソンに出場。4時間切りを目標にしているが、実は、無理だと思っていた。理由はコースに坂道が多いから。このコースで4時間切れると嬉しいが、現実的には難しい。4時間10分程度が現実的な目標である。
掛川マラソンの1カ月後には、洞爺湖マラソンに出場することも決まっている。記録を狙うのは洞爺湖であり、掛川はある意味練習である。
掛川マラソンの大会パンフレットには、東京駅6時33分発の新幹線に乗ると、スタートには十分間に合うと書かれている。
ところが、そうでもない。
掛川駅から会場の「つま恋」までのバスは頻繁に出ているが、バスを降りてから1キロ以上は歩かされる。会場についたと思ったら、スタート時間まで20分ぐらい。ゼッケンをつけて、着替えて、豆防止のワセリンを足に塗り、荷物を預けて、トイレに行って、スタート地点に立つ・・・
そんなことをしているだけで、スタート数分前。ろくにストレッチをする時間もない。
それほど、出場者が多いということである。
午前9時30分。スタートのはずが、スタートしない。出場者が多すぎて、荷物の預かりとかが間に合わないようようだ。スタート遅延の放送はあったようだが、私が並んでいる付近は全く聞こえない。周辺のランナーもちょっとざわつく。
予定よりも10分遅れでのスタート。でも、人が多くて進まない。3分10秒後にスタート地点。私にとっては、ここから、レースの始まりである。
スタート地点は高台にある。なので、最初は下り。人をかき分け先に進む。天気が非常によく、風もほとんどない。気温が高いので、マラソンにとっては絶好の天候というわけではないが、気分良く走れる。
ハーフまでは順調。それを過ぎて、ややペースが落ちる。自分ではペースが落ちている感覚はないのに、タイムは予想以上に悪い。
30キロ手前では、かなりきつい坂。
もともと坂が多いコースであるが、この地点でこの坂はきつい。腰が痛くなり、足が前に出なくなったので、歩くことにした。坂を登りきった後は走り出すが、また、坂になったら歩く、という繰り返し。
ゴール前も坂。嫌になるほど坂が多い。
最後の坂を登り切ると、ゴールまで数百メートル。ここにキッズランナーが待ち構えている。希望者にはキッズランナーがゴールまでエスコートしてくれる、というわけだ。
で、私はエスコートしてもらった。私をエスコートしてくれたのは、小学6年生の男の子である。
クラブ活動は何をしているのか、勉強はどうか、などと世間話をしながらゴールへ向かう。ちなみに、宿題が多くて大変らしい。
そして、ついにゴール。記録はネットで4時間15分58秒。自己ベストを15分ぐらい更新。
坂道の多いこのコースなので、次に繋がるタイムである。
レース後、着替えてバス乗り場まで向かう途中、キッズランナーが待っているところでは、
「ゆっくりと走る人だけです。最後にダッシュする人はお断りしてます」
と係の人がランナーに声をかけていた。
私は、話ながらもゴール前なのでかなりのスピードで走っていた。ゴール前のダッシュをしていたわけである。 小学生にはかなりきついペースだったと思う。
すまん。迷惑をかけたようだ・・・
以下は、私の腕時計による今回の記録(ネット)。グロス(正式タイム)は、下記に3分10秒を足したもの。25キロ地点は看板を見落として計測していないので変わりに26キロの時間。
地点名 Point |
スプリット Split |
ラップ Lap |
5km | 00:27:20 | |
10km | 00:54:00 | 0:26:40 |
15km | 01:21:03 | 0:27:03 |
20km | 01:48:34 | 0:27:31 |
26km | 02:23:21 | 0:34:47 |
30km | 02:50:03 | 0:26:42 |
35km | 03:24:43 | 0:34:40 |
40km | 04:02:12 | 0:37:29 |
Finish | 04:15:58 | 0:13:46 |