P1-project

P1-project

P1-project

P1-project

2011年8月13日 朝日楽友会「えすぷれし〜ぼ」第9回コンサート
浜離宮朝日ホール

 西村耕次/ラブ・シンフォニー
 太田健(編曲:青木朝子)/希望の瞳
 青木朝子/EXCITER!!
 ビゼー/「カルメン」より「間奏曲」
 ゴーベール/タランテラ

  •  昨年の9月に、初めて宝塚を見た。トリオを組んでいるオーボエのITKさんは、長い宝塚ファン歴を持ち、今年4月に宝塚を退団した元花組トップ・真飛聖の大ファンである。よく話を聞くので、一度ぐらい見てみようと思い、チケットをとってもらったら、なんと一番前の席。あまりにも近すぎて、演目がよく分からないほどである。

     このときの演目は、第1部のミュージカルが「麗しのサブリナ」、第2部のショーが「EXCITER!!」であった。EXCITER!!は、演出が面白く、歌も覚えやすい、ノリのいいものであった。

     というわけで、宝塚の演目から気に入った曲を弾くことにした。宝塚はオケによる生演奏である。それに合わせて歌うわけであるから、音の厚みがある。ピアノソロでやるには多少のアレンジも必要。想像以上に難しかった。

     ラブ・シンフォニーは、ちょっと失敗してしまったが、希望の瞳、EXCITER!!は、いい感じに演奏できたと思う。客席で聴いていたITKさんからは、お褒めの言葉をもらった。

     ビゼーのカルメンは、ピアノは初見で弾ける簡単なもの。ピアノがどうこうというよりは、フルートとオーボエの音色を楽しむもの。

     ゴーベールのタランテラは、かなりの難曲。途中、譜めくり者が、譜めくりに失敗して、楽譜が見えなくなるというアクシデントがあってピアノが止まってしまった。それでも、なんとか復活できたが、その後の演奏は集中力が切れて、ボロボロ。ピアノのソロ部分も、大きく間違えてしまった。

     すごく悔いの残る演奏となった。



    「音楽」トップに戻る