2007年8月4日 朝日楽友会「えすぷれっし〜ぼ」第5回コンサート
浜離宮朝日ホール
ショパン/ワルツ1番
ドゥメルスマン/ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.36
浜離宮でのコンサートも、これで5回目。何度やってもこのホールでの演奏は感動的である。実力もそれなりあればいいのだけど、こればっかりはどうしようもない。いや、ある程度はどうしようもあるのだろうけど、練習してないんだから自分を戒めるしかないな。
今回はソロは止めようかと思ったけど、せっかくなので演奏。曲名は知らずとも、聞けば誰でも耳にしたことがある超有名曲のショパンのワルツ1番。
簡単かなと思ったけど、意外と難しかった。またもや練習不足で撃沈。
しかし、アンサンブルがメインだ!
ドゥメルスマンという人、フルートをやっている人には有名らしいが、音楽に詳しい人でも「誰それ?」って感じの人。演奏した曲は、フルート、オーボエ、ピアノの三重奏で、めちゃくちゃカッコいい!
私はフランス人が作った音楽はどうも好きになれないのだが、ドゥメルスマンを初めて聞いたときに、フランス人のイメージが変わったね。
ちなみに、この曲をイメージするなら「太陽」。底抜けに明るく、お祭りのような雰囲気がある一方で、草原の中で昼寝でもしたくなるような安らかなメロディ。
どう? フランス人のイメージじゃないでしょ? イタリアのイメージでしょ?
この曲を聴いてすぐに演奏したい、と思ったのだけど、フルート、オーボエはかなりの超絶技巧。管の二人にはかなりの負担がかかるのは必死。しかし、嫌がる(?)二人を説得して、さらにコンサート本番ではトリになるように画策して、毎週、練習会。がんばれ管軍団!
ん? ピアノはがんばらないのか? 一応がんばったけど、がんばる必要がないほど、超簡単! これだけ簡単だと練習もソコソコで十分。余裕を持って演奏できるので、管の息遣いを聞きながら、曲全体をコントロールできるような感じ。
本番ではミスもあったけど、ノリもよくいい演奏でした(と思う)。
