2005年8月14日 朝日楽友会「えすぷれっし〜ぼ」第3回コンサート
浜離宮朝日ホール
ベートーベン/ピアノソナタ1番 第1楽章、第4楽章
モーツアルト/ピアノソナタK381(連弾)
韓国ドラマより(オーボエとのアンサンブル)
オールイン
最初から今まで
My Memorey
アルビノーニ/2つのオーボエのための協奏曲ヘ長調op.9-3 第1楽章
浜離宮でのコンサートは今回で3回目となるが、管弦のメンバーを新たに加え、ピアノソロだけでなく、アンサンブルを中心とした構成。7月16日、30日とミニコンサートを開いたが、この日がいよいよ本番である。
私は、ソロ、連弾、伴奏とかなり出番があった。が、さすがに、出すぎ。完全な練習不足。ソロはやめておけばよかった。
ベートーベンのソナタ1番は、昨年の仙台のリベンジ。1楽章だけだとちょっと短いので4楽章も弾くことにした。前日のリハでは、ちゃんと弾けたが、当日は緊張しまくって、ボロボロ。練習不足ということを差し引いても情けない結果。しかし、一度失敗してしまえば、もう恐いものはない。次のモーツアルトの連弾は、落ち着いて、楽しめて弾けた。
韓国ものは、これまでに何度かコンサートで弾いてきたので、手馴れたものである(自分で言うな!)。今回はアンサンブルだから、ソロ、連弾、アンサンブルのグランドスラムを達成したことになる。(何のこっちゃ)
アルビノーニは、曲の前半でピアノとオーボエがずれてしまったが、ファーストのオーボエがピアノに合わせてくれたので、まあ、なんとかなった。自分としてはちゃんと弾いていたつもりで、「どーしたオーボエ! 落ちるな〜」と思っていたのだが、実はぜんぜん違っていた。
演奏終了後、舞台袖に戻ると、
他の出演者 「ピアノとオーボエ合っていなかったね。」
私 「うん、でもちょっとだけだったから。オーボエが落ちたけど、うまくリカバリーしてくれたよ」
他の出演者 「オーボエ? ピアノが間違っていたよ」
私 「えっ? 俺が間違っていたの?」
オーボエの2人「うん、そう。急にピアノのテンポがおかしくなって、どこを弾いているのか分からなくなった。」
私 「がーーーーーん」
みんながそう言うので間違いはないだろう。しかーーーし、本人は納得がいかない。
で、その日の夜、ビデオで確認すると、確かに私が間違っていました。4分音符を8分音符として弾いてしまい、ピアノとオーボエが半拍ずれてしまったのだ。
不覚! すまぬ、オーボエ! とんだ濡れ衣を着せてしまった。
またまたリベンジ曲が増えてしまった。次は、全楽章弾いてやる! というわけで、オーボエのお二人様、今後もよろしくお願いします^^;
私のリベンジはともかく、ピアノソロだけでなく、アンサンブルを中心とした構成は、非常に楽しかった。観客からも、いろんな楽器を聴けて楽しかったという、たいへんありがたいお言葉をたくさんいただいた。
アンサンブルは、練習場所の確保や練習時間の調整が大変だが、これからも続けたいものである。