P1-project

P1-project

P1-project

P1-project

2003年8月31日 えすぷれ第1回演奏会
浜離宮朝日ホール

モーツアルト/ピアノソナタヘ長調K.547a
ベートーベン/ピアノソナタ23番「熱情」第3楽章

  •  浜離宮朝日ホール。素晴らしいホールである。浜離宮朝日ホールのホームページの言葉を引用すれば、
     《1992年に完成したホールで、96年にアメリカの物理学会が出版した『How They Sound〜CONCERT & OPERA HALLS 』において、世界22カ国の76ホールのなかから、ニューヨークのカーネギーホールなどと並んで「Excellent(最高)」の評価を得て、日本のホールで初めて世界ベスト9にランクづけされた。》
     ということである。

     建築そのものは竹中工務店だが、竹中工務店にとっても自慢の建物らしい。何故、このような素晴らしいホールが完成したかは、ホールのスタッフも知らなかった秘話があるのだが、とりあえずそれは秘話のままにしておく。知りたい人、個人的に教えてあげます。

     このホールには4台のピアノがあるのだが、そのうちのスタインウェイ1台が、ちょっといわくつきのもの。製造番号が隠されたようで、複雑な経緯をたどって日本に来たようである。これも詳しい話はここでは省くが、特別な方のために作られたものだという噂もある。

     このような立派なホール、ピアノを使用するには、当然、それなりの費用が発生する。しかし、8月はコンサートの閑散期ということとコネを使って、格安で貸し切ることができた。

     リハーサルで初めてピアノをさわった瞬間、鳥肌が立つほどの感動を覚えた。素晴らしいホールと聞いてはいたが、想像をはるかに上回る響きだった。ペダルを踏んでいないのに、音が自然とホールに残っているという感じだった。

     演奏の方は、失敗もあったけど、このホールで演奏できただけで大満足である。



    「音楽」トップに戻る