2001年8月4日 「麗しきピアノの調べ」第2回コンサート
新宿文化センター
ベートーベン／ピアノソナタ第23番「熱情」より第３楽章
2001年３月３日に私はピアノサークル「麗しきピアノの調べ」（略称：うるぴ）に入会した。入会後しばらくして、うるぴの第２回コンサートが開かれることになり、私は熱情を弾くことにした。98年の演奏のリベンジだ！
時間の関係もあって第３楽章だけ弾くことにした。さらに第３楽章だけしか弾かないのだから、暗譜することを決意。
ずいぶんと練習したつもりだったが、７月のリハーサルはボロボロだった。あと２週間しかないのに大丈夫なのか、と周りからも心配される始末。
コンサート当日、普段は後ろで結んでいる長髪を、ぐしゃぐしゃにして舞台に立った（こうした方がベートーベンっぽいから。ちなみに今は坊主に近い短髪です）。
私はコンサートでは極度の緊張に見舞われる。手のひらは汗でぐちょぐちょ、心臓はバクバク、演奏中は手の震えさえある。
でも、演奏は満足できるものだった。もちろん完璧に弾けたというわけではない。しかし、最後まで集中して、自分が持っているものをすべて出すことができた。最高に好きな最後のPrestoの部分では、わざと大げさに頭を振り、髪を振り乱すという演出までしてしまった^^;
気持ちのいい結果だった。コンサート後はおいしいビールになるはずだったが、クソオヤジとの事故で警察沙汰に（100％相手が悪い）。
なんてこったい！