怒 くたばれティップネス
私の家の近くにフィットネスクラブ・ティップネスがある。家から歩いて2〜3分の近さなので入会したわけだが、ここは会員が多すぎる。会員が多ければ、それだけ儲けもあって経営的にはいいだろう。しかし、人が多すぎてマシンの順番待ちは当たり前で、インストラクターが「込み合っているので、休憩中はマシンから離れて下さい」と大声で叫んでいるほどだ。また、エアロビなどは隣の人とぶつかるし、ストレッチをする場所は大の字に寝転がることもできない。
こんな状況にも関わらず、会員を増やすためのキャンペーンはよく行っている。会員を増やすことも大切だが、利用しやすい環境を作る方が重要ではないのか?
どのマシンも順番待ちが当たり前だが、特にランニングマシンは込む。1年ぐらい前から、ランニングマシンにテレビモニターを付けて、ますます混雑するようになった。
最近、混雑解消のためだろうが、整理券方式になった。ランニングマシンを使いたい人は、まずインストラクターから整理券をもらうわけだが、夜の9時過ぎなら20人待ちは必至である。
並ぶためにティップネスに来ているいるのか、俺たちは?
インストラクターは、ランニングマシン付近にポツンと立っていて、マシンの使用が終わった人が出たら、「○番の方、どうぞ」と大声で叫ぶ。そして、数分間呼び続けて該当の番号の人が現れなければ、次の番号の人を呼ぶという運用だ。
ある日、整理券をもらって、自分の番号が次の順番となったので、インストラクターの前で待っていたら、このインストラクターが割り込みをさせやがった。
「ふざけんじゃねぇ、何のための整理券なんだよ!」
「番号を呼んだときにいなかった人が、戻ってきたので」
「番号を呼んだときにいなかったら、キャンセルすると書いているじゃねぇか」
「・・・」
「何とか言ってみろよ! こらぁ!」
「すいません」
「すいませんじゃねぇよ! 俺はちゃんと順番待ちしてるんだぞ! えーっ、おらぁ!」
「・・・すいません、私も入店したばかりなので」
「そんなんが通用するか! ふざけるんじゃねぇぞ! こらぁ!!!」
と私とインストラクターが建設的な話し合いをしている間に、1台のランニングマシンが空いたため、話し合いは中断。
また、こんなこともあった。ランニングマシンは19時から22時まで(だったと思う)は、特に混むので最大45分間の使用となっている。そこで、22時過ぎだったら45分以上使えるかを確認したときのことである。
「22時を過ぎているから45分以上使用してもいいですね?」
「45分でお願いします」
「何でだよ! 22時過ぎているじゃねぇか!」
「ご協力をよろしくお願いします」
「俺の質問に答えろよ! 今は、45分制限の時間帯じゃねえだろ!」
「ご協力をよろしくお願いします」
「それしか言えねぇのか!」
「ご協力をよろしくお願いします」
もう、アホの極致ですね。